こんにちは、レオです!
今回は拡張パック「タイムゲイザー」「スペースジャグラー」で追加された《レジギガス》をはじめとしたレジ系のデッキを考察します。
レジ系6種類を場に揃えて《レジギガス》の特性「こだいのえいち」でエネルギーをつけて攻撃していくパズルゲームのようなデッキ。
アタッカーのタイプが抱負で環境デッキに弱点をつきながら戦えるのも魅力です。
この記事の内容
- レジ系カードの性能・特徴
- デッキレシピ
(2022.06.13 追記)
レジギガスデッキがポケモンジャパンチャンピオンシップス(PJCS)2022のマスタリーグで日本一に輝きましたね。
この記事もそれに合わせて要所でコメント追加しています。
ふきだしでコメント追記しています!
レジ系カードの性能・特徴
レジギガス
ポケモンVMAXを一撃で倒せるワザを持つ
《レジギガス》はワザ「ギガントブレイク」により、相手のバトルポケモンがポケモンVMAXなら300ダメージを与えることができます。
自身が無色ポケモンのため、《パワフルむしょくエネルギー》と合わせると320ダメージとなり、流行りの《ミュウVMAX》を1回の攻撃で倒すことができます。
レジ系を揃えることでトラッシュから大量のエネルギーを加速
《レジギガス》は特性「こだいのえいち」で自分のトラッシュからエネルギーを3枚選び、自分のポケモン1匹につけれます。
条件が厳しいものの、この特性は特殊エネルギーもつけることができるので、ワザ「ギガントブレイク」も容易に使うことができます。
また《オーロラエネルギー》がトラッシュされていれば、この後紹介する他のレジ系カードもアタッカーになれるため、相手のバトル場のポケモンに応じて有利なポケモンで戦うことが可能です。
この効果を活用するためには、
- レジ系を重複なく場に揃えること
- エネルギーをトラッシュしていること
の2つが必要となります。
2を満たすために、《バーネット博士》で山札から直接トラッシュしたり、《エネくじ》で必要なエネルギーを手札に加えておきます。
レジドラゴ
《レジドラゴ》は拡張パック「スペースジャグラー」で登場した1枚(画像左)の他に、「蒼空ストリーム」のカード(画像右)もあります。
「スペースジャグラー」の《レジドラゴ》は特性「りゅうのひほう」で手札が4枚になるまでカードを引くことができます。
場がレジ系だけで埋まってしまうため、貴重な手札補充手段です。
ただしバトル場限定であること、逃げるために必要なエネルギーが3つであることから、攻撃しない場合は入れ替え札や《回収ネット》等でベンチに下げる必要があります。
一方で「蒼空ストリーム」の《レジドラゴ》は草草炎とエネルギー要求が厳しいものの、240ダメージを出せるアタッカーです。
非Vデッキの場合、よりデッキを回す重要性が高いため「りゅうのひほう」のレジドラゴが優先されそうです。
レジエレキ
《レジエレキ》も拡張パック「タイムゲイザー」で登場した1枚(画像左)の他に、「蒼空ストリーム」のカード(画像右)があります。
新規の《レジエレキ》の上ワザ「でんじソナー」は無色1エネルギーで使えて、トラッシュのトレーナーズを1枚手札にもどせる効果。
なかなかに便利な効果なので、1エネで使えるのは偉い。
下ワザ「ターゲットボルト」は相手のベンチポケモン1体に120ダメージを与えることができます。
もう1枚の《レジエレキ》はワザ「テラスパーク」でバトル場に120ダメージ与えつつ、ベンチのポケモン2匹に40ダメージを与えられます。
雷タイプのポケモンなので流行の《オリジン パルキアVSTAR》に弱点をつくことができ、《こだわりベルト》込みで1回の攻撃で倒せるので環境にマッチしてます。
ところで《レジエレキ》って素早さ種族値200もあるのに、逃げエネが3とか2なの納得できない…
レジアイス、レジロック、レジスチル
《レジアイス》、《レジロック》、《レジスチル》は共通して「レジゲート」というたねポケモンをベンチに出せるワザを持っています。
ベンチを埋める作業が必要になるため使う場面はそこそこありそう。
《レジアイス》のワザ「ブリザードバインド」は100ダメージを与えつつ、相手のポケモンVのワザを封じます。
このワザを受けたポケモンVがバトル場にいる場合、逃げたり、《ポケモンいれかえ》等でベンチに下げないと相手は攻撃できないため、状況によっては効果的に働きそうです。
PJCS2022決勝でも《こだわりベルト》がない場合に《レジエレキ》ではなく、《レジアイス》の攻撃でパルキアのロックを優先する動きが印象的でした。
闘タイプの《レジロック》はワザ「ギガインパクト」で《アルセウスVSTAR》を1回の攻撃で倒すことができます。
アルセウスは今後も活躍し続けることが容易に予想できるため、一撃で倒せる《レジロック》の価値は高そう。
《レジスチル》は《はくばバドレックスVMAX》に弱点がつけるものの、攻撃対象のポケモンの逃げるエネルギーの数×50だけワザの威力が下がるため注意が必要です。
裏工作の《インテレオン》は逃げるためのエネルギーが1つなので、《レジスチル》で1回の攻撃で倒せますね。
以上のように、現環境で強い《ミュウVMAX》や《アルセウスVSTAR》を一撃で倒せたり、《オリジン パルキアVSTAR》にも弱点をつけるため活躍が期待されるカードたちです。
すべてのレジ系がHP130以上あるので、《インテレオン》のアクアバレット120ダメージで倒されない点も優秀だと思います。
デッキレシピ
デッキコード:VwVFfF-T4BRhX-wkk5kV
採用カード解説
《レジギガス》、《レジドラゴ》、《レジエレキ》を3枚、その他のレジ系を2枚ずつ採用してデッキを組んでみました。
アタッカーになる可能性の高い《レジギガス》、《レジドラゴ》、《レジエレキ》を3枚にしています。
記事執筆時点からのアップデートとしては、《レジドラゴ》は「りゅうのひほう」は《レジエレキ》は「テラスパーク」を優先したほうがベターのようです。
レジ系以外のポケモンが採用できないため、デッキを回す手段として《博士の研究》4枚、《シロナの覇気》3枚を採用。
サポートを引っ張ってくるために《ポケギア3.0》も採用しています。
その他のサポートとしては《デンボク》や《ヒガナの決意》のような手札トラッシュ+ドローできるカードを採用することで、手札にダブついたエネルギーをトラッシュしつつ手札を入れ替える方法も効果的そうです。
《トレッキングシューズ》も検討の価値ありそうです。
スタジアムには《嵐の山脈》と《コトブキムラ》を採用。
《嵐の山脈》は《レジドラゴ》《レジエレキ》を持ってこれるので場を作るときに重宝します。
《コトブキムラ》は場にレジ系を揃えることができなかったターンの保険としていますが、《頂への雪道》を採用しているデッキも多く要検討です。
レジ系のカードは逃げるためのエネルギーが多いため、《回収ネット》を入れ替え札代わりにしています。
《レジギガス》に《回収ネット》を使うことで1ターンに2度特性によるエネ加速ができるメリットもあります。
一方で《レジドラゴ》の特性「りゅうのひほう」は自分の番に1回しか使えないので要注意です。
そして、このデッキを回す上ではエネルギーのトラッシュがポイントとなります。
特に《オーロラエネルギー》を3枚用意しないと《レジドラゴ》のワザが打てないため、《オーロラエネルギー》を持ってくることを優先したいです。
今回のレシピでは《エネくじ》で手札に加えたり、《バーネット博士》により直接トラッシュに送ることを考えています。
上手に回れば2ターン目から《レジギガス》の効果で弱点をつけるポケモンにエネルギーをつけつつ攻撃ができるため、回してて非常に楽しいデッキになります。
ただしレジ系のカード枚数管理は重要になるため、残り枚数を把握しつつ、《ふつうのつりざお》や《クララ》で回収しつつ戦いましょう。
《ふつうのつりざお》の枚数がPJCSでも重要になっていました。優勝デッキも4枚採用していたので長期戦も考えて枚数を検討したいです。
デッキの動かし方
このデッキの動かし方は大きく以下のステップになります。
- レジ系を6種類場に揃える
- 「こだいのえいち」でエネルギーをつける
- レジギガスを中心に弱点をつけるアタッカーで攻撃
- トラッシュにいったレジ系を回収しつつ、「こだいのえいち」を継続させる
やることはシンプルですが、《回収ネット》でポケモンを上手に入れ替えたり、レジ系の枚数管理をしっかりと行いながら戦うため、デッキを作ったら何度が対戦を繰り返して慣れていきましょう。
おわりに
今回は《レジギガス》のデッキを紹介しました。
またまた非Vに注目のカードが追加されましたが、「スターバース」で登場した《ドダイトス》のように発売直後だけ注目されるのか、環境に残り続けるのか注目です。
(2022.06.13 追記)
注目はしていましたが、日本一に輝くとは想像していなかったのでびっくりです。笑
優勝者のレシピも公開されていたので参考にしたいですね。
「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2022」カードゲーム部門マスターリーグを制し、みごと日本一に輝いたのはヤマノ タケル選手!
トーナメントを最後まで勝ち抜いた、ヤマノ タケル選手のデッキをみてみよう!https://t.co/H7S4qu18O2 #ポケカPJCS2022 pic.twitter.com/VzwG6LJbTO— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) June 13, 2022
今回は以上です!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
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