こんにちは、レオです!
拡張パック「スペースジャグラー」で《ヒスイ オオニューラV》が登場します。
《ヒスイ オオニューラV》のワザ「フェイタルクロー」は相手のバトルポケモンにかかっている特殊状態の数×80ダメージ与えるという効果をもっていて、同じようなワザを持つポケモンに「なぶりやき」の《エンニュート》がいます。
一見すると《エンニュート》のほうがダメージ倍率がよいため、《ヒスイ オオニューラV》より強い印象を受けます。
そこで今回は既存のなぶりやきエンニュートデッキを考察することで、《ヒスイ オオニューラV》の性能を理解していこうと思います。
この記事の内容
- エンニュート性能・特徴
- なぶりやきエンニュートデッキレシピ
- ヒスイオオニューラVとの比較
特殊状態デッキで相手にプレッシャーをかけましょう。
エンニュート性能・特徴
まずは《エンニュート》の特徴から確認します。
《エンニュート》は無色2エネで打てるワザ「なぶりやき」が強力で、相手のバトルポケモンにかかっている特殊状態の数×90ダメージを与えます。
またHPは90の1進化ポケモンで《レベルボール》に対応しているため使い勝手の良いカードですね。
バタフリーとの組み合わせが強力
相手を特殊状態にするためには、特性「さんしょくりんぷん」の《バタフリー》が効果的です。
《バタフリー》は進化させたときに相手のバトルポケモンをどく、やけど、こんらんと3つの特殊状態にすることができるため、エンニュートのワザの威力が90×3=270になります。
また《バタフリー》は進化元の《キャタピー》《トランセル》が特性「てきおうしんか」によって、最初の自分の番や出した番でも進化できるため、3枚が手札にあれば1ターンで特性「さんしょくりんぷん」までたどり着けます。
《回収ネット》を使えば、毎ターン「さんしょくりんぷん」を打つことも可能なのが強力です。
この《エンニュート》と《バタフリー》を組み合わせたデッキは強力でジムバトルでも結果を残しています。
こだわりベルトで330ダメージ
《こだわりベルト》が登場したことで《エンニュート》の火力はポケモンVが相手なら、90×3+30=300ダメージまで出せるようになりました。
また「さんしょくりんぷん」により毒と火傷が付与されているため、ポケモンチェックで相手に毒の10と火傷の20ダメージが入り、300+30=330ダメージまで出すことがでい、VMAXポケモンですら1ターンで倒せるようになりました。
さらにポケモンチェックのダメージでポケモンがきぜつした場合、相手は《キバナ》や《シロナの覇気》のような「前の相手の番に自分のポケモンがきぜつしている」ことを条件とするカードを使うことができない点も強力です。
無色2エネで使える手軽さ
《エンニュート》は無色2エネでワザが使えるため、《ツインエネルギー》や《ダブルターボエネルギー》を使えば手張り1回でワザを使えます。
特殊エネルギーは《うねりの扇》ではがされてしまうリスクがありますが、使ってみると手張りしてすぐワザを打てるので《エンニュート》に進化するまでエネルギーを手札に持った状態にしておくといったプレイが可能です。
一方で特殊エネルギーで戦う場合、《エルフーンVSTAR》で手張りを封じられたり、《ジュラルドンVMAX》でダメージを無効化されるとつらいです。
《エルフーンVSTAR》は「さんしょくりんぷん」の混乱で技を打たれないターンを作る、《ジュラルドンVMAX》は《頂への雪道》で特性をなくすといった対策が必要となります。
なぶりやきエンニュートデッキレシピ
デッキコード:yMRpXX-CMlnMZ-Xyypyy
こちらは僕がPTCGOで使っているエンニュート/バタフリーのデッキレシピです。
PTCGOで使い始めたエンニュート/バタフリーデッキ。何回か回したけど、ポケモンV主体のデッキにはけっこう勝率良かったです。非エク相手は勝率3割くらい…回収ネットが4枚じゃタリナイヨ!! pic.twitter.com/siDJPUp64w
— レオ🔥ポケカ、メザスタ (@leo8blog) March 23, 2022
《バタフリー》で状態異常にしながら《エンニュート》の「なぶりやき」で戦います。
《エンニュート》が1進化ポケモンのため、2ターン目からしか攻撃することができないため、特性「くいだめ」のカビゴンで手札補充しつつ、1,2ターン目に必要なたねポケモンを並べる動きをしていきます。
デッキを回すために「はたらくまえば」の《ビーダル》を入れていますが、裏工作よりこっちのほうが安定したためこちらを採用しています。
《レスキューキャリー》で《ヤトウモリ》《エンニュート》を回収しつつ、《回収ネット》で特性「さんしょくりんぷん」を繰り返していきましょう。
「さんしょくりんぷん」が使えないと「なぶりやき」のダメージは0になってしまうため、「さんしょくりんぷん」をする番には必ず攻撃することを心がけましょう。
特に非エクを相手にする場合には勝つために6回の攻撃を必要としますが、《バタフリー》の進化ライン数が2と《回収ネット》が4枚なので、基本的には合計6回の「さんしょくりんぷん」しか使えないため無駄撃ちしないように気をつける必要があります。
またミュウVMAXデッキと対戦するときは要注意です。
ミュウVMAXデッキに採用されている《フュージョンエネルギー》をつけているポケモンは相手のポケモンの特性の効果を受けないため、「さんしょくりんぷん」が無効化されてしまいます。
本当にズルいです、このカード。
そこで《うねりの扇》や《イベルタル》のワザ「はかいのさけび」で相手の《フュージョンエネルギー》を剥がしてから、《バタフリー》に進化するようにしましょう。
「はかいのさけび」も「なぶりやき」同様に《ツインエネルギー》または《ダブルターボエネルギー》で打てるため、デッキとの相性は良いです。
事故らない限りは、「さんしょくりんぷん」と「なぶりやき」で速いペースで相手のポケモンVを倒していくことができるため、おすすめの非エクデッキのひとつです。
ヒスイオオニューラVとの比較
最後にこれまでの考察を受けた上で《ヒスイ オオニューラV》の特徴を見ていきます。
《ヒスイ オオニューラV》は2つのワザを持っています。
1つ目はエネルギーなしで使えて相手をどくにする「どくのツメ」。
2つ目は悪無で使える「フェイタルクロー」。
2つ目のワザは《エンニュート》の「なぶりやき」が特殊状態の数×90であったのに対して、その倍率は80とやや控えめ。
一見すると《エンニュート》に劣るように見えますが、《ヒスイ オオニューラV》しかできないことがあるので紹介していきます。
後攻1ターン目で270ダメージ
《ヒスイ オオニューラV》は《エンニュート》と違いたねポケモンであるため、後攻1ターン目からワザを使えます。
《キャタピー》《トランセル》は特性「てきおうしんか」により最初の番から《バタフリー》まで進化可能なので、後攻1ターン目からワザ「フェイタルクロー」で270ダメージまで狙えます。
悪タイプのため《ダークパッチ》を使うことができ、手張りと合わせてワザを使うために必要なエネルギーを満たすことができます。
やや要求が高いものの、後攻1ターン目から270はロマンですね。
エネルギーなしで毒にできる
ワザ「どくのツメ」によりエネルギーなしで相手を特殊状態にできるのも利点です。
先程のデッキレシピでは炎エネルギーを採用していないため、《エンニュート》のワザ「まどわす」が使えないため、特殊状態にしてワザのダメージを出すためには「さんしょくりんぷん」が必須でした。
《ヒスイ オオニューラV》は自身で特殊状態にしやすいため、《エンニュート》にはできなかった動きができる可能性がありそうです。
ただ毒にするだけで相手に番を渡してしまうのはややつらいが…
逃げエネ0
《ヒスイ オオニューラV》は逃げるために必要なエネルギーが0なのも優秀です。
《ヒスイ オオニューラV》で対戦をスタートした際に、《カビゴン》や《ディアンシー》等にスイッチすることで2ターン目以降の動きを強くすることが可能です。
また《ダークパッチ》もベンチにしかエネ加速できないので2枚の《ヒスイ オオニューラV》を場に出しておくと、ベンチにエネ加速してバトル場と交換といった動きも可能ですね。
以上から《エンニュート》と違った強さを発揮できる可能性があるため、序盤を《ヒスイ オオニューラV》、中盤以降を《エンニュート》といった戦い方をしても面白いかもしれません。
またヒスイ オオニューラVSTARが出る可能性も捨てきれないため今後に期待の1枚です。
おわりに
今回は《エンニュート》のデッキ紹介と《ヒスイ オオニューラV》の紹介をしました。
特殊状態を駆使して戦う他とは違ったユニークなデッキになっているので一度作ってみてはいかがでしょうか。
今回は以上です!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
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