今回は、Webサイト、ブログを運営している人向けのお話です。
Googleの広告配信サービスである「Google AdSense」についてです。
当ブログでは2020年11月13日にはじめての記事を投稿して、2020年12月12日にAdsenseの合格メールが届きました。
ブログ開始から1ヶ月以内で合格したものの、2回不合格をして、3回目での合格となりました。
Adsenseの合格基準はGoogleから明確に公表されていないものの、Adsense審査については先人たちの知恵がYoutubeだったり、ブログにたくさん落ちているので、まさか2回も落ちるとは思いませんでした。。。
〇〇は駄目っていうけど、自分は〇〇の状態で通りました!
みたいな前例もけっこうあって、落ち続けると正直なにが悪いのかわからなくなりました。。
そんなわけで、審査に2回落ちたときの状況と3回目の合格時に変更した内容をまとめてみました。
合格時のブログの状況
- ブログ開設から1ヶ月
- 記事数は15記事
- 基本毎日更新だけど土日は更新しない日多め
「こんなことで合格できるのか!」という気持ちになってもらえると思うので、審査に通らなくても恐れずにどんどん申請していきましょう!
Google AdSense申請までに準備したこと
まずはGoogle Adsenseの1回目の申請までに準備したことを紹介します。
2回落ちたものの、無策で落ちたわけではなく、事前に情報収集をした上で申請しました。
申請前に参考にしたのはヒトデブログさんの「【最新版】もう落ちない!ブログのアドセンス審査を99%突破する方法」というYoutube動画です。
この動画内で紹介されているアドセンス審査時のポイントを引用させていただきます。
- 独自ドメインで運営しているか
- ポリシー違反をしていないか
- 5記事以上書いているか
- プライバシーポリシーが乗っているか
- お問合せフォームが設置してあるか
- 運営者情報が乗っているか
- アフィリエイトリンクを張っていないか
それぞれについて当ブログで準備したことを記載していきます。
準備① レンタルサーバの契約、独自ドメインの取得
まずは「独自ドメインで運営しているか」についてです。
これはレンタルサーバーの契約と併せて独自ドメインの取得を行いました。
難しいことはしておらず、ConohaWingの「WINGパック」というレンタルサーバーと独自ドメインがセットになったプランに申し込みました。
申し込みフローの中で、独自ドメインの申請もできます。
wordpressのセットアップも簡単で、サーバー代も比較的安価なので、これからブログを立ち上げる人にもおすすめです。
準備② 10記事執筆
次に以下2つの準備を進めました。
「ポリシー違反をしていないか」
「5記事以上書いているか」
初回のAdsense申請時点では10記事執筆しました。
記事数に関しては「最低でも5記事必要」「10記事以上は書いたほうがよい」「10記事だと落ちている人もいるので20記事が目安」等、色々な意見がネット上に転がっていました。
明確に何記事書いたほうが良いというのは公式に案内されているわけではないので、「とりあえず10記事で出してみるか」という理由で今回は申請しました。
記事作成において注意していたのは、文章量とオリジナリティです。
文章量については2000文字以上は書くことを目指していました。
オリジナリティについては、一次情報を必ず含めることにしました。
自分自身が直接的に体験した情報を書くことが一番オリジナリティが出ると思ったためです。
ポリシー違反に関しては、仕事や家族に関する投稿で違反することはないだろうと考え、あまり深く考えませんでした。
準備③ プライバシーポリシーの作成
プライバシーポリシーについてはAdsenseで必須と定められています。
参考ページ:Adsense > プライバシーとセキュリティ > 必須コンテンツ
当ブログでもフッターリンクにプライバシーポリシーへのリンクを設置しました。
具体的な中身については、親切なブロガーさんたちがフォーマットを用意してくれているので、Googleで検索すればすぐに見つかります。
当ブログのプライバシーポリシーをコピーして利用していただいても問題ないです。
準備④ お問合せフォームの作成
お問合せフォームの作成については、wordpressプラグインの「Contact Form 7」を使いました。
自分がホームページ制作を仕事にしていたときは、お問合せフォームの作成は結構大変な作業でした。
しかし今は、プラグイン1つで簡単に作れるので便利な時代になりましたね。
準備⑤ プロフィールページの作成
プロフィールページについては、内容の違う2ページを作成しました。
おそらく運営者情報が必須なので、プロフィールページ自体はAdsense審査合格を目的とするなら、そこまで作り込む必要はないと思います。
ちなみにプロフィールにつかっているライオンのアイコンはWindowsのペイントで書いてます。笑
収益が出るようになったらプロに依頼したいです。
1回目の申請:記事数11
ここまで準備できたので1回目の申請をしました。
申請時の投稿内容です。
当ブログの投稿記事一覧(初回申請時)
記事タイトル | 投稿日 | 文字数 |
---|---|---|
ゆめいろリカちゃん カラフルチェンジを3歳の娘に買ってみた! | 11.12 | 1244 |
【知らないと怖い!?】デビットカードで予約購入したら料金が二重に引き落とされた | 11.13 | 3327 |
フリーランスからの再就職で理想の会社に就職できた理由 | 11.14 | 2376 |
Google Pixel 5 をmineo D(ドコモ)で使ってみた。 | 11.16 | 1275 |
Wixでホームページを作って感じた5つの弱点 | 11.17 | 2135 |
【子供とおでかけ】東武動物公園のプリキュア ショーに行ってきた! | 11.18 | 2049 |
フリーランスになるために会社員の間にやっておいたほうがいいこと | 11.19 | 3462 |
スマホが壊れた!中古スマホを安く購入して新機種発売に備えよう。 | 11.20 | 2829 |
妻・奥さんに花を贈ろう。誕生日・記念日以外がおすすめ! | 11.21 | 2915 |
仕事に役立つマンガの名言 | リアル 15巻 | 原点 | 11.23 | 2966 |
Macでスクリーンショットを保存しないで貼り付ける方法 | 11.24 | 1059 |
毎日更新・2000文字以上を心がけていましたが、1000文字程度しか書けない記事があったり、投稿できない日も2,3日ありました。
続いてこの時点でのアクセス数です。
当ブログの集客数(初回申請時まで)
いや、もう見ないでください…
wordpressはネットの孤島なんて例えられるにしても毎日10人くらいの方が見に来てくれている状態です。
ひとりひとりにお礼を言いたい気持ちでいっぱいです。
この状態で1度目の申請を行いました。
申請結果が出るまで2週間程度かかることもあるとのことでしたので、気長に待つことにしました。
しかし申請した翌日の朝、4:49に以下件名のメールが届きました。
件名:アカウントの承認を受けるには、問題を解消していただく必要がございます
「え、はやくね?」
「ちゃんと見てくれたの?」
お前のサイト見る価値ないからと言わんばかりに速攻で不合格通知が来ました。。
アドセンス審査時のポイントは抑えていたつもりだったので理由がわからず、とりあえず記事数を増やしてサイトの質を上げることにしました。
2回目の申請:記事数19
連続で申請するのはあまりオススメできないという内容も見かけたので、記事数を増やし、1週間後に再度申請することを目指しました。
追加した記事は以下です。
当ブログの投稿記事一覧(2回目申請までに追加)
記事タイトル | 投稿日 | 文字 |
---|---|---|
仕事に役立つマンガの名言 | トモダチゲーム 9巻 | 普段の行い | 11.25 | 3200 |
【超初心者用】Google Analyticsてなんで必要?専門用語使わず解説してみた。 | 11.28 | 3820 |
世界最多級クレーンゲーム店でポケモンゲットだぜ | タイステ府中くるる店 | 11.30 | 2350 |
おしゃれでママ受けも抜群!3歳以下の子どもに贈るおすすめプレゼント | 12.1 | 2982 |
【男の美容武装】ゴリラクリニックのヒゲ脱毛の途中経過を報告(8回目) | 12.3 | 3846 |
仕事に役立つマンガの名言 | 怪獣8号 1巻 | 諦めない | 12.4 | 2239 |
パパがハマったポケモン『メザスタ』の魅力 | 12.6 | 3015 |
メザスタでミュウ出現!ゲットできたのか? | 12.7 | 2427 |
追加する上で心がけことは、質の高いコンテンツを増やすことです。
自分が行動して手に入れた一次情報で書くこと、文字数2000文字以上で書くようにしました。
徐々に検索エンジンに認識される記事も出てきたので、「さすがに通るだろう」と申請したところ…
「アカウントの承認を受けるには、問題を解消していただく必要がございます」
メールが来た時刻は22:31。
「朝4時だったり、夜22時だったり、どんな時間帯にメール飛ばしてくんねん!」
さすがにこのときは落ち込みました、、
3回目の申請:合格するために変えた3つのこと
2回も審査に落ちて、Google様からお前のブログは価値がないと言われているようでした。
もうあきらめようかなとも思ったのですが、最後のわるあがきをしてみることにしました。
(これで駄目なら、また記事をコツコツ増やし続けよう)
まずは審査に落ちた原因分析をしました。
1回目から2回目にかけて実践したことは、「文字数2000文字以上の記事を8記事増やした」です。
ここから「これ以上記事の多さや文字数を変えても結果は変わらない」と考えました。
そこで次に直近でAdsenseを合格しているブログの分析をすることにしました。
Twitterで「Adsense 合格」と検索すると、Adsenseの合格報告をしている人が多数見られました。
合格報告している人のTwitterプロフィール欄から合格したブログを見てみると、記事数や文字数が自分より少ない人が多くいました。
申請前にプロフィールやプライバシーポリシー、問い合わせなどを準備していることを考えると、審査に通らない理由の可能性を次の2つに絞りました。
- サイトの質が低い
- ポリシー違反している記事がある
改善① サイトの質を高める
サイトの質を高めるといっても一石二鳥ではできません。
複数の合格しているブログと僕のブログを比較したときに、このブログはどんな目的で書かれたブログかひと目でわかりにくいと思いました。
特にヘッダー部分がそれを表しています。
変更前のヘッダー
誰がどんな記事を書いているかわかりにくいですよね。笑
僕がペイントで書いたイラストも含めて怪しさ満点です。
質の高いサイト=なにを解決してくれるかひと目でわかることだと考えました。
そこでヘッダーを改善することにしました。
変更後のヘッダー
誰が(=現役ITコンサル兼2児のパパ)何を(=仕事と子育て)書いているかをひと目でわかるように改善してみました。
これで目的が少しはわかりやすいブログになったでしょうか。笑
改善② ポリシー違反してそうな記事を非表示にする
ポリシー違反といっても成人向けコンテンツを書いているわけではなかったので、著作権保護コンテンツ(漫画等の引用)の可能性を考えました。
引用元を明確にすることや、引用する画像は漫画の表紙などネット上で誰でもアクセスできるもののみを利用してきましたが、疑わしかったので記事を非表示にすることにしました。
非表示にした記事は以下のです。
記事の内容そのものよりも、アイキャッチに公式画像を使っているのが気になったので非表示にしました。
この記事を書く目的で申請に合格したあとで再表示しました。
改善③ Adsense申請画面のURLを変更
この改善はサイトではなく、Adsense申請画面での入力内容の変更です。
申請時にURLを記載するのですが、これまでの申請では「http://leo8blog.com/」となっていました。
特に意識していたわけではなくコピペした際にそうなっていたのですが、SSLは大事な要素なので、「https://leo8blog.com/」に変更しておきました。
無事に合格!
上の3つの修正をして、不合格通知が来た2日後に申請しました。
3回目の申請にあたって記事の編集や追加はしていません。
これまでは翌日までに不合格の結果が来ていたのですが、結果が来たのは申請から2日後でした。
3回目にしてやっとおめでとうメールが来ました!
Adsenseの合格はブログ開始後の1つの目標だったので、ちょうどブログ開始から1ヶ月で達成できてよかったです。
最後に審査に合格した際の改善点をまとめます。
- 何のブログかわかるようにヘッダーを改善
- 著作権保護コンテンツを引用している記事を非表示
- Adsense申請画面で入力するURLをhttp→httpsに変更
おわりに
今回は、自分のように何回もAdsenseの審査に落ちてしまった人のために書きました。
SNSを見ていると一発合格の報告をしている人がたくさんいて、自分はなんでだめなんだろうとという気持ちになりました。
僕が申請に落ちるたびに考えていたのは、次回申請までに変更する箇所を1~3箇所に留めるということです。
一度にたくさんの箇所を修正してしまうと、どの修正が悪かったのか、逆にどの修正で合格したかがわかりにくくなります。
何回落ちたら審査できなくなるということはないので、一度の改善点を1~3個までに絞って恐れずに申請を繰り返していきましょう!
今回は以上です。
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