娘の友達の美少女と一線を越える漫画「娘の友達」を頑張るパパに読んでほしい

娘の友達 自分磨き
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「娘の友達」という漫画をご存知でしょうか?

主人公の中年男性が実の娘の友達である美少女・女子高生と出会い、彼女に癒やしを求め一線を越えてしまうというお話です。

女子高生と中年男性の関係を描いていることから、調べてみると批判も多いようです。

参考:女子高生と中年男性の関係を描く漫画『娘の友達』が物議 「性的搾取を助長する」との声も

コミックスは1巻~6巻まで発売されていて、現在(2020年12月時点)も連載中の作品になります。

1巻から最新刊まで読んで実際に思ったことは、「主人公にとてつもなく共感する」ということです。

主人公とは中年男性のほうなので、娘の友達に夢中になる父親に共感すると書くとヤバそうですが、そうではありません。

ちゃんとそこは否定しておきますね。笑

疲れたおっさんがJKに癒されるという単純な話ではなく、家庭と会社のどちらの自分も大切だが、それ以外の自分はあってはいけないのか、そんなことを考えさせられる作品です。

こんな人におすすめ

  • 家庭では頼られる父親でいたい
  • 職場では仕事のできる存在でいたい
  • でも時には癒やしがほしい

家庭と職場のプレッシャーから、癒やしを求めて悩んでいる人に読んでもらいたい作品です。

他人の感想を聞くことによってマンガを読む楽しみが損なわれる方、これからこのマンガを読むのでネタバレ勘弁っていう方は、読むのをストップしてください。

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作品の概要

主人公の市川晃介は、課長への昇進が決まり職場では期待のエースとして周囲から尊敬され、家庭では娘である美也と二人で暮らしています。

娘の美也は1年前に他界してから部屋に引きこもっています。

仕事では仕事のできる上司を演じ、その結果、娘を疎かにしてしまい家庭崩壊…

仕事と家庭の重圧でもがく晃介の癒やしは、裏通りにある喫茶店でのひとりの時間。

ある日、その喫茶店で美少女の店員と出会い、厄介な客に絡まれているところを救います。

「ありがとうございます。今度なにかお礼させてください」

助けた美少女は娘の友達だった

ある日、娘の学校に呼び出された晃介は、担任の教師から娘が先月から不登校であることを知らされます。

なにも知らなかった晃介は担任から「彼女の将来に何かあったら親のあなたの責任だ」と責められます。

「俺がしっかりしないと…」

頭の中で子供に対する責任とプレッシャーが渦巻く中、さらに仕事の電話が追い打ちとなり、「もう全部疲れた・・・」と校舎の中で項垂れてしまいます。

「もしかしてみーちゃんのお父さんですか・・・?」

目の前に現れたのは、喫茶店でめんどくさい客から救った美少女でした。

そしてその子が自分の娘の小学校からの友達・如月古都だと判明します。

あの日のお礼がしたいとLINEの交換をせがまれ、晃介と如月古都の関係がはじまるのでした。

今日だけは「係長」も「お父さん」もおやすみして「晃介さん」になってみませんか?

高校生とは思えない異様な色気をもつ如月古都。

会社の同僚から責められる晃介を見ると、「よく頑張りましたね」と頭をなでなで。

娘の不登校の相談をすると、

疲れませんか?毎日上司でいたり お父さんでいたり

今日だけは「係長」も「お父さん」もおやすみして「晃介さん」になってみませんか?

世間の目や社会的な地位を守らねばという理性とこのまま何もかも捨てて包まれたいという欲求の間で晃介の心は揺れていきます。

私にだけは甘えてください 全部受け止めますから

という如月古都の言葉に晃介の気持ちが少しずつ流されていきます。

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家庭と職場のストレスに感情移入してしまう

不登校の娘、理想の上司であり続けること。

細かい状況は違えど、家庭と職場に全くストレスがないというビジネスマンは少ないんじゃないでしょうか。

自分だけの時間を求めたり、自分らしくいられる場所を求めたり。

それが決して人には言いにくいことだとしても、息抜きの後には仕事に家族に余裕を持って接することができますよね。

特にこの漫画の中でも印象に残っているのは、3巻の晃介のセリフでした。

娘に美也に古都との関係を気づかれて拒絶された場面です。

父親でも課長でもない俺は・・・

いちゃいけないのかよ・・・?

市川晃介(娘の友達 3巻)

口には出せないけど、晃介と同じような気持ちになったことありませんか。

家族、職場、自分にとって大切な関係ではあるものの、

もし自分が「逃げ出したい」と言った時に一緒に逃げてくれる人はいるでしょうか。

晃介にとっての古都はそういう存在になっているのです。

全員が完璧に幸せになれる結末なんてない。

その中で晃介はなにを選択するのか。

続きが気になる物語です。

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まとめ

おそらくこの作品を読んで、高校生の女の子に中年男性が手を出すという観点で批判する人も少なくないでしょう。

でも漫画なのである程度はフィクションとして受け入れてみると、家族のために稼ぎ続ける重圧だったり、職場の人間関係の悩みだったり、日常から多くのプレッシャーを抱えている人ほど、頑張っている人ほど、この作品にハマれると思います。

古都のような自分を受け入れてくれる存在がいることが羨ましいです。

このまま清らかな沼にハマっていくのか、それとも異なる選択をするのか。

晃介の選択と物語の続きが気になります。

ハラハラとちょっとエッチなドキドキを味わいたい人はぜひ読んでみてください。

家族がいる人は電子書籍で読むことをおすすめします。笑

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【記事内の引用】

  • 「娘の友達」コミックス第1巻 萩原あさ美/講談社
  • 「娘の友達」コミックス第3巻 萩原あさ美/講談社

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