【ポケカ】”裏工作”と”やりくり”の性能を比較してみた

特性性能比較 ポケカ
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今回はポケモンカードのデッキ構築に関する内容です。

取り上げるのは“裏工作”ジメレオン・インテレオン“やりくり”チラチーノの比較です。

ジメレオンとチラチーノ

この2枚を比較しようとした背景としては、以前の記事で紹介したジムバトルで利用したリザードン(キングブレイズ)デッキを効率的に回すためには、“裏工作”“やりくり”のどちらが最適かを検討していたためです。

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この記事では、“裏工作”ジメレオン・インテレオン“やりくり”チラチーノの特徴をまとめつつ性能比較をしていきます。

非V・GXのポケモンを中心としたデッキのように、盤面を作るために複数のカードを必要とするデッキを構築する際の参考にしてください。

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“裏工作”と”やりくり”の性能・特徴

“裏工作”ジメレオン・インテレオン“やりくり”チラチーノの特徴はざっくり言うとどちらも手札を増やす(交換する)特性を持ったカードです。

ポケモンカードをはじめとするカードゲームにおいて手札を増やす、必要なカードを手札に加えることは、バトルを有利に進めるために重要で、ほとんどのデッキに手札を強くするためのカードが採用されています。

「博士の研究」や「マリィ」といった強力な手札増強カードはありますが、1ターンに1度しか使えないサポート権を使用するため、ポケモンの特性で手札を増やせるのはそれだけでメリットになります。

特に僕がデッキ構築をしていたリザードン(キングブレイズ)デッキのように、盤面を作るために複数のカードが必要になるデッキでは、手札を揃えることは重要です。

キングブレイズの特徴

参考までに、このデッキを例にとった場合、”裏工作”ジメレオン・インテレオンや”やりくり”チラチーノ以外の手札増強手段としては、カビゴンシルヴァディGXが採用されているケースがありました。

カビゴンとシルヴァディ

今回は非GX・Vポケモンかつ同じHP90でレベルボール圏内1進化ポケモンと共通点の多いジメレオンとチラチーノで比較していきます。

まずは手札を揃えるために強力な”裏工作”ジメレオン・インテレオンと”やりくり”チラチーノのそれぞれの特徴を紹介します。

“裏工作”ジメレオン・インテレオンの性能・特徴

ジメレオン

特性「うらこうさく」によって、手札からジメレオンに進化させたときに、山札から好きなトレーナーズを1枚手札に加えることができます。

好きなトレーナーズを1枚加えられる効果は強く、「博士の研究」で更に手札を増やすもよし、「ボスの司令」で勝負を決めるもよし、ボール系のグッズでポケモンを持ってくるもよし、汎用性の高い効果になってます。

進化先にインテレオンがいることも強みで、“クイックシューター”インテレオンで足りない火力を補うか、“うらこうさく”インテレオンで2枚のトレーナーズを手札に加えることが可能です。

インテレオン

ジメレオンの注意点としては、ジメレオンを手札から出す(-1)と山札からトレーナーズを1枚加える(+1)で1:1の交換になるので手札自体は増えないことです。

“やりくり”チラチーノの性能・特徴

チラチーノ

特性「やりくり」によって、手札を1枚捨てることで、山札から2枚カードを引くことができます。

こちらは1ターンに1度ですが、複数回効果を使えることが”裏工作”との違いになります。

また手札を1枚捨てる(-1)ことで、2枚カードを引ける(+2)ので、特性によって手札の枚数を増やすことが可能です。

チラチーノにはさらなる進化先はないですが、無色1エネでつかえる「エネアシスト」は相手に40ダメージを与えつつ、ベンチポケモンのエネ加速ができるので使い勝手の良い技を持っています。

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“裏工作”と”やりくり”の比較

ジメレオン、チラチーノの共通点およびそれぞれの強みをまとめます。

チラチーノとジメレオンの比較

ジメレオンがチラチーノより優れている点としては、任意のトレーナーズを手札に加えられる点です。

単純に手札を増やすのとは違い、確実に欲しいカードを手札に追加できることはプレイイングをプラン通りに遂行しやすくなります。

また先ほど触れなかった進化元のメッソンには、技「どんどんよぶ」を持ったカードがあり、れんげきの種ポケモンをベンチに3枚まで並べることができるので、メッソンを場に揃えて進化の準備を整えたり、れんげきのアタッカーとなるポケモンを揃えたりできます。

一方で、チラチーノは毎ターン手札を増やす特性は強力で、手札消費が激しいデッキの場合、チラチーノを複数並べることで毎ターン手札を補充できるのは魅力的です。

採用するデッキによって使い分けることができる2種類のカードですが、最後に僕のデッキに採用したカードとその理由を記述します。

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採用したカードを使ったデッキレシピ

やりくりリザードンレシピ

比較検討の結果、リザードン(キングブレイズ)デッキにはチラチーノを採用しました。

採用理由は以下の3点。

  1. 手札補充を優先
  2. デッキスペースの確保
  3. エネアシストによる復帰

それぞれ簡単に説明します。

手札補充を優先したのは、デッキの特性上1ターンの手札消費が激しいからです。

バトルできるポケモンを揃えるためにも、「ふしぎなアメ」と「リザードン」の2枚が必要であったり、非GX・Vのため1ターンでバトルポケモンが倒されることもめずらしくなく、次のバトルポケモン準備のためのカードも必要です。

また、溶接工でエネ加速をする場合も、溶接工で2エネ加速(-3)に対し、ドロー3枚(+3)で手札自体は増えにくいです。

非GX・Vなので、相手のGX・Vポケモンを倒すためにはそれなりに手札消費をするので、手札補充が重要だと考えました。

2番目のデッキスペースの確保ですが、インテレオン3ライン(3×3=9枚)より、チラチーノ3ライン(3×2=6枚)のほうがデッキスペースを圧迫しません。

リザードン進化ライン、ふしぎなアメ、ダンデとデッキコンセプト的に必要なカードだけで12枚を確保し、その上クイックボール・レベルボールや溶接工などの必須系カードを入れるとほとんどデッキスペースが埋まってしまいます。

たった3枚ですが、その3枚でデッキのバランスはけっこう変わる体感があったので、2進化より1進化で済むチラチーノのほうがハマりました。

「エネアシスト」は1エネで40ダメージかつエネ加速ができるので、採用する前は重要視していなかったのですが、使ってみると思った以上に活躍する場面がありました。

特にバトル中盤から終盤である程度デッキのカードを引ききった後だと、特性を使う必要性が下がるため、主力カードの中継役やダメージ調整に役立ちました。

チラチーノやインテレオンはどちらかというとサブポケモンの部類になると思うので、1エネで技が打てるのも魅力です。

れんげきのデッキであれば、”クイックシューター”のインテレオンでも良かったかもしれません。

以上の理由から僕のデッキでは”やりくり”チラチーノを採用しましたが、ピンポイントでトレーナーズがほしいデッキやクイックシューターによるダメージ調整が必要なデッキではジメレオン・インテレオンが優位かと思います。

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おわりに

今回はじめてデッキ構築のための考察記事を書きました。

ジムバトルで実際に使ってみたときの使い勝手をベースにまとめていので、机上論になってはいないと思います…

評判良ければまた書きたいと思うので、率直なご意見をお待ちしています!

最後まで読んでくれてありがとうございます!

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