こんにちは、レオです!
今回は拡張パック「黒炎の支配者」で登場する《リザードンex(悪テラスタル)》のデッキを紹介します。
特性、ワザ、タイプと全てが優秀なリザードン。
リザードンファンは長らくその登場を待ちわびた1枚です。
しかし2進化であることからデッキをどのように回すか悩ましいカードでもあり、発売前から様々なデッキタイプが考察されています。
2進化で手札消費が激しいからビーダルで回す…?
ミュウでグッズサーチしながらがいいんじゃないかな?
ピジョットexで毎ターン好きなカード持ってこれるのがいい気がする…
リファインとバディキャッチの組み合わせはどうだろうか?
ロスト軸で活躍している2進化もあるよ…!
そんなわけで本記事では構築してきた「デッキリスト」とリザードンex(悪テラスタル)デッキのエンジンになりそうなカードの比較を紹介したいと思います!
少しでも参考になったら、嬉しいです^^
今回組んできたデッキレシピ
デッキコード:NgLNLn-GpdCWw-LPingL
最初に今回組んできたデッキを紹介します。
《ピジョットex》の特性「マッハサーチ」と《森の封印石》を採用して、好きなカードを好きなときに持ってこれるデッキにしてみました。
《ペパー》によって《森の封印石》や《ふしぎなアメ》をサーチできるので、安定して《ピジョットex》もしくは直接《リザードンex》につなげやすいです。
さて、くわしいデッキ考察の前にあらためてテラスタルの《リザードンex》の特徴から振り返ります。
リザードンex(悪テラスタル)の特徴
テラスタルの《リザードンex(悪テラスタル)》(この後から悪リザと略します)は特徴を3つピックアップします。
- 特性で山札からエネ加速
- 終盤に向かうほど高火力
- 水タイプに弱点をつかれず高耐久
特性で山札からエネ加速
特性の「れんごくしはい」で進化したときに、山札から炎エネルキーを3枚好きにつけることができます。
この特性のおかげでエネ加速を《マグマの滝壺》に頼る必要もなくなりました。
いや、それどころかエネルギーの供給先が炎タイプのポケモンにも限定されていないので柔軟に戦うことが可能です。
自身のワザに必要なエネルギーを自身の特性でつけられるのは説明不要なぐらい強力。
終盤に向かうほど高火力
ワザ「バーニングダーク」は180+相手がすでにとった枚数×30ダメージなので、相手がサイド進めた終盤ほど強力な技になります。
サイド枚数とダメージの相関を図にしてみました。
相手の残りサイド枚数が4枚であれば《パオジアンex》や《ミライドンex》などのポケモンexやポケモンVなどを一度の攻撃で倒すことができます。
またサイドが残り2枚であればVSTAR、1枚であれば2進化のポケモンexやVMAXにも届くダメージがでます。
しかも210や270ダメージに+10ダメージするだけで、倒せるポケモンの範囲が広がるのも魅力です。
ダメージを+10できる《げんきのハチマキ》をつけたときのダメージは以下の通り。
先程と比較してサイドが5枚のときに《パオジアンex》や《ミライドンex》、サイドが3枚のときにVSTARに届くようになります。
ちなみに相手サイドが残りに2枚のときに《まけんきハチマキ》で+30できれば、相手の悪リザを1回の攻撃で倒すことができます。
水タイプに弱点をつかれず高耐久
炎タイプのポケモンは《パオジアンex》等の環境に多い水タイプのデッキに弱点をつかれて不利でした。
しかし悪リザはその名の通り、悪タイプにテラスタルしているため環境に多い水タイプに弱点を疲れない他、環境トップの《ミュウVMAX》や《サーナイトex》の弱点をつけます。
HPも330あるので草タイプを相手にしない限りは一度の攻撃で倒される可能性も低いです。
2ターン目に進化できれば自身の特性でエネ加速しつつ、相手にかなりのプレッシャーをかけることでしょう。
デッキタイプ比較
ここまで紹介してきた通り、悪リザは非常に優秀なポケモンです。
一方で2進化であるがため、基本的に進化に《ふしぎなアメ》を必要とすることからデッキをどのように回すかは慎重に検討する必要があります。
そこで《ビーダル》や《ミュウ》、《ピジョットex》といったカードを比較してみました。
それぞれ良いところもあれば、悪いところもあるので紹介していきます。
ビーダル
特性「はたらくまえば」で手札を補充できるため、安定してデッキを回すことができます。
《ナンジャモ》や《ジャッジマン》等にも強いのが特徴です。
一方で《ふしぎなアメ》や進化先のポケモン、エネルギーが手札にダボついたときには能動的にデッキを回せないのが難点。
アメやポケモンも手札に抱え込みやすい2進化との相性はイマイチか…
かがやくゲッコウガ、ミュウ
Dレギュで愛用していたバトルセンスのリザードンのときに近い形。
特性「ふしぎなしっぽ」で《ふしぎなアメ》やボールをサーチ、「かくしふだ」で手札を増やしていきます。
いわゆるターボ系というやつかもしれない。
進化の必要がないので手軽にエンジンになりますが、一方で手札干渉に弱かったり、山札をめくっていく力はイマイチか。
《ミュウex》の特性「リスタート」と組み合わせや、拡張パック「黒炎の支配者」で登場する《ピィ》は手札が7枚になるように山札を引くワザを持っているので組み合わせてもいいかもしれない。
《ミュウex》は悪リザの特性でエネ加速するとワザを使えるのでその点でも相性がいいか。
くいだめカビゴンが恋しくなるデッキタイプだなという印象です。
ピジョットex
冒頭で紹介したデッキレシピで採用した《ピジョットex》。
特性で好きなカード持ってこれるため、ポケモンであったり、ふしぎなアメであったり、サポートであったり自由に使うことができます。
また逃げエネが0なのでとりあえず前に出すことも可能な点が優秀。
一方で《ふしぎなアメ》を悪リザと共有する必要があることや、やはり2進化の手間がかかるのが難点。
進化元の《ポッポ》がワザでたねポケモンを展開できる点は後攻になったときに便利そう。
キルリア
サーナイトデッキでおなじみの特性「リファイン」のキルリアがデッキのエンジンとして優秀なのは大会実績でも立証済み。
さらに進化先には特性「バディキャッチ」でサポートを持ってこれる《エルレイド》や《サーナイト》がいて優秀。
悪リザではない《リザードンex》のデッキはこのタイプで組みました(ポケモンカード151環境)。
デッキコード:XRpMyM-jeZyaU-23EpXX
デッキスペースを他よりとるのがややデッキ構築を難しくする印象ですが、使いやすさは抜群です。
その他
その他の候補として、ロスト軸のデッキや、《アルセウスVSTAR》の組み合わせも考えられそうです。
ロスト軸はサイド1~3枚取られるまで《ウッウ》や《ヤミラミ》等で戦い、サイドが数枚になってから悪リザを使う戦い方ができて強そう。
《アルセウスVSTAR》の特性「スターバース」が2ターン目に使えれば、悪リザを早く立てることが可能。
2ターン目に悪リザが立つだけでかなり戦いを有利に進められそうです。
まとめ
あらためて今回組んだデッキを掲載します。
デッキコード:NgLNLn-GpdCWw-LPingL
どのデッキタイプも一長一短があるので新しめのシステムを採用しています。
序盤は《エンテイV》を前に出して戦っていきます。
1ターン目に《エンテイV》に手張りできなくても、ベンチで悪リザが立てば2ターン目からワザを使っていけるのが便利でした。
《かがやくゲッコウガ》は《かがやくリザードン》と選択ですが、いないと心許なくて守りに入りました。
スタジアムの採用は悩ましいですが、傷付いた悪リザを能動的にトラッシュできる《崩れたスタジアム》や、《エンテイV》以外のたねポケモンが逃げエネ1なので交代しやすいように《ビーチコート》を採用しました。
やはり悪リザも《ピジョットex》も雪道には弱いのでスタジアム3枚と《ロストスイーパー》で対策しています。
この点でも《ペパー》が便利で良いです。
発売後にどんなデッキタイプが生まれるか楽しみですが、今回の記事が参考になっていたら幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
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