こんにちは、レオです!
今回は拡張パック「ロストアビス」から新しい非Vデッキになりそうな「きままにおよぐ」カードたちを考えていきます。
《ケイコウオ》の特性「うみのばんそう」でワザ「きままにおよぐ」を持つポケモンに手札から水エネルギーを大量につけて戦うカードたちです。
手軽にポケモンVSTARすら倒せるダメージを出すことができるので要注目の非Vデッキになりそうです。
この記事はこんな流れでまとめていきます。
- 「きままにおよぐ」カードたちの特徴・性能
- デッキの方向性検討
- 作ってみたデッキを紹介
発売前なのでプロトタイプではあるものの、いくつかデッキレシピを公開しています。
「きままにおよぐ」カードたちの特徴・性能
ワザ「きままにおよぐ」を持つポケモンのカードは拡張パック「ロストアビス」で追加された新しいカテゴリのカードです。
《ケイコウオ》が特性「うみのばんそう」でワザ「きままにおよぐ」を持つポケモンに手札から水エネルギーをつけることができます。
この特性は1ターンに何回でも使えるので特性「ひょうせつのまい」の《モスノウ》と似たような特性です。
《モスノウ》より優秀な点は①進化を必要としない、②バトル場にもエネルギーがつけれるの2点です。
エネルギーのつけ先になるポケモンには《ジュゴン》《シードラ》《ネオラント》の3種類がいます。
この3種類の中ではついているエネルギーの数に比例してダメージ量が増える《ジュゴン》と《シードラ》が主力になりそうなので順番に整理します。
ジュゴン
《ジュゴン》は自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけ山札にもどし、その枚数×40ダメージを与えるワザ「ひょうかいリターン」を持っています。
場に7枚の水エネルギーがあれば280ダメージ出すことができるので、ポケモンVSTARですら1回の攻撃で倒すことができます。
《ケイコウオ》の特性があるので、手札に7枚のエネルギーを持ってくる手段を用意すればよく、拡張パック「ロストアビス」で再録が決定したサポート《おじょうさま》と《たっぷりバケツ》《トレーニングコート》があれば容易に7枚のエネルギーを手札に準備できます。
《おじょうさま》は山札から基本エネルギーを4枚まで持ってこれるので、《おじょうさま》で4枚、《たっぷりバケツ》で2枚、《トレーニングコート》でトラッシュから1枚回収すれば、合計7枚の水エネルギーを揃えることができます。
1進化の非Vポケモンで280以上のダメージが期待できるのは強力ですね。
シードラ
《シードラ》は相手のポケモン1匹にこのポケモンについている水エネルギー数×20ダメージを与えるワザ「ハイドロショット」を持っています。
ベンチにも攻撃可能なので、エネルギーが3枚ついていれば《メッソン》などのたねポケモンを倒すことができます。
また《シードラ》は進化先に2種類の《キングドラ》がいます。
同じく拡張パック「ロストアビス」で追加された《キングドラ》は特性「さかまくかいりゅう」を持っていて、自分の番に一度、自分または相手のどちらかは、手札をすべてウラにして切り、山札の下にもどし、その後山札を4枚引くことができます。
自分か相手のどちらかを対象とした《マリィ》を毎ターン使えるようなイメージの特性です。
一方ワザの「ハイドロスプラッシュ」は130ダメージ固定なので、この《キングドラ》は特性をメインで使っていくことになりそうです。
もう一方の《キングドラ》は、《シードラ》と相性がよく、このポケモンについている水エネルギーの数×40ダメージを出せるワザ「アクアバースト」を持っています。
《シードラ》の状態で水エネルギーをつけておいて、進化させて戦うという戦術が使えます。
また特性の「かいていのぬし」は自分のバトルポケモンが相手のワザのダメージできぜつしたときに、きぜつしたポケモンについている水エネルギーを好きなだけ《キングドラ》につけることができます。
《キングドラ》を場に複数出しておけば、ワザを使った《キングドラ》が倒されたときに後続の《キングドラ》にエネルギーを引き継げるのは魅力です。
その他にも《シードラ》の進化元の《タッツー》には逃げるためのエネルギーが0のカードも存在するところが利点です。
デッキの方向性を検討
せっかくなので《ジュゴン》と《シードラ》どちらも採用しようと考えたのですが、どちらも進化して戦うポケモンなため、両方採用するとデッキの枠を圧迫するかなと思い、どちらかに絞って構築することにしました。
まずはそれぞれの特徴を整理します。
良い点を緑、イマイチな点を赤にして箇条書きしてみました。
《シードラ》は役割を多く持てる反面、デッキ枠を埋めてしまう点がイマイチとまとめてみました。
ただ水タイプなので《カイ》1枚で進化後のカードと《ふしぎなあめ》を持ってこれる点は優秀。
《ジュゴン》は1進化で戦えるので軽いことと、攻撃後にエネルギーがデッキにもどるためロスが少ない点が優れていそうです。
一方で攻撃するたびに水エネルギーを手札に確保する必要があるため、攻撃するターンとしないターンの過ごし方が重要そう。
《ジュゴン》って連撃テンタクルの《カラマネロ》と似ていますね。
《レスキューキャリー》と《たっぷりバケツ》、《トウキ》と《おじょうさま》とサポートするカードも少し似ている。
すなわち《ジュゴン》を選択した場合、裏工作型も組みやすそうです。
《シードラ》の場合は2進化が2ラインになるところが気になる。
デッキのプロトタイプ
ターボ型シードラ・キングドラデッキ
デッキコード:gggnQQ-gADpu8-nPLPnn
「きままにおよぐ」の《シードラ》を採用したデッキから紹介します。
進化元の《タッツー》が逃げるためのエネルギーが0なので、「ふしぎなしっぽ」の《ミュウ》を使うデッキにしてみました。
《ミュウ》《かがやくゲッコウガ》《トレッキングシューズ》《カイ》でデッキを回していきます。
《シードラ》ラインを主軸とする場合、特性「かいていのぬし」の《キングドラ》を早い段階で用意できれば、エネルギーがついたポケモンが倒されても、《キングドラ》にエネルギーを引き継ぐことができるので下のような盤面を早めに作りたいです。
先行2ターン目でこのようば場を作れれば、《メッソン》などの相手のデッキを回すポケモンを《シードラ》で倒しつつ、次の番に《シードラ》が倒されても《キングドラ》にエネルギーを引き継ぐことが可能です。
ただし、《カイ》で持ってくるグッズが《ふしぎなアメ》になるケースが多く、エネルギーを持ってくる《たっぷりバケツ》との選択が難しいなと感じました。
その点、次に考える《ジュゴン》のほうが使いやすそうです。
裏工作型ジュゴンデッキ
デッキコード:kFkFvF-vBIHb8-VkkfFd
裏工作型の《ジュゴン》デッキを作ってみました。
裏工作で必要なトレーナーズをサーチできるため、《おじょうさま》《たっぷりバケツ》などを持ってきやすく使いやすいです。
一方で攻撃後に次のターン動くためのカードを残しておかないとガス切れになりやすく、手札回復が課題になります。
そのため《シロナの覇気》や新しく登場する《ギフトエネルギー》を採用しています。
エネルギーは《ケイコウオ》の特性でつけるため、手張り権が残るので《ギフトエネルギー》や《キャプチャーエネルギー》が採用しやすいです。
はたらくまえば型ジュゴンデッキ
デッキコード:ngnLQg-q8Gy8I-gLPnLi
攻撃後の手札消費という課題の解決策として特性「はたらくまえば」のビーダル型も作ってみました。
山札を上から掘り進める必要がありますが、手札補充がしやすいことと、終盤はデッキにエネルギー以外のカードが残らなくなっていくため、終盤に従い強くなっていくのが魅力です。
おわりに
今回は「きままにおよぐ」のワザを持つポケモンたちの紹介と作ってみたデッキをいくつか紹介しました。
拡張パック「ロストアビス」発売後にまた見直したいいきたいと思いますが、かなりポテンシャルがあるカテゴリーのカードたちだと実感しました。
今回は以上です!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
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