こんにちは、レオです!
今回は2025年8月30日(土)・31日(日)に東京で開催された「ポケモンカードゲーム スクランブルバトル」に参加してきたので、その詳細をレポートしたいと思います。
昨年も参加して楽しい思い出を作ったスクランブルバトルですが、今年は2日間通算で12勝2敗という自分でも驚くような成績を残すことができました!
使用したのはバシャーモex + ドラパルトexを組み合わせた「バシャドラパ」デッキです。デッキ選択の迷いから始まり、サポート配分を考えたり、僕なりのアプローチで挑んだ大会の全てをお伝えします。
こんな人におすすめ
- スクランブルバトルに興味がある人
- バシャーモexのデッキ構築に興味がある人
- 現環境での対戦情報が欲しい人
スクランブルバトルの概要
今回のスクランブルバトルも昨年と同じく東京開催のものに参加しました。
1日目が個人戦の「ソロバトル」、2日目が3人チームでの「トリオバトル」という構成でした。
イベントの詳細:
- 開催日:2025年8月30日(土)・31日(日)
- 会場:東京・有明GYM-EX
- 形式:リアルタイムスイスドロー
- Day1:ソロバトル(個人戦)
- Day2:トリオバトル(3人チーム戦)
昨年と同様にスマートフォンを使ったマッチングシステムで、待ち時間が少なく効率的に対戦を楽しむことができました。
時間制限もないワイワイとした雰囲気の中での対戦でよかったです。
使用デッキ:バシャドラパ【詳細レシピ公開】
今回使用したのは、バシャーモexとドラパルトexを組み合わせた「バシャドラパ」デッキです。
バシャーモexデッキの派生なのか、ドラパルトexデッキの派生なのかでいうと、個人的にはバシャーモexが主役のつもりで組んでいます。
Day1使用デッキレシピ
デッキコード:iggNNn-NeJk61-ginnQN
Day2使用デッキレシピ
デッキコード:VkvkvV-F4gV2Y-FF15fb

1日目の対戦を踏まえて、2日目は微調整を加えました。スクランブルバトルは対戦毎にデッキを変えられることも魅力です!
デッキのコンセプト
バシャーモexの特性「たぎるとうし」でトラッシュから好きな色のエネルギーをつけることができるため、様々なアタッカーを使い分けることが可能です。
現環境では炎悪をベースにおいた構築が多い印象。
悪エネルギーを必要とするポケモンには、特性「アドレナブレイン」のマシマシラやワザ「ポイズンチェーン」で相手を縛れるモモワロウ、最近のパックではメガアブソルexも登場して、用途が異なるポケモンが豊富です。
デッキを回すエンジンをどうするかが今回の迷いどころでした。
デッキ選択:ピジョット型 vs ドラパルト型
バシャーモexの相棒探しです。
まずピジョット型ですが以下のメリットがあります。
- 欲しいカードを確実にサーチできる
- デッキの動きが非常に安定する
- ベンチ枠を圧迫しない
一方で2進化のハードルはそこそこあり、ピジョットがたてない、または倒された場合の動きが弱くなりがちです。
その他には悪タイプのNのゾロアークexもデッキエンジンになりうる存在ですが、好みではないので採用を見送りました。
最終的にはドロンチの特性「ていさつしれい」を使う形を採用しましたが、決定的な理由は以下の通りです:
- 1進化でシステムが完結:ドロンチから特性を使える手軽さ
- サイド1のシステムポケモン:ドロンチを取られてもサイド1枚
- アタッカーとしても優秀:ドラパルトex自体が強力なフィニッシャー
サポート配分の悩み
このデッキで最も頭を悩ませたのがサポートカードの配分です。
特に「ペパー」を採用するかどうかで本当に迷いました。
最終的に参考にしたのが、こちらのYouTube動画でした:
【ガチ考察】ドラパルト、結局どんなサポ配分がアツいん!?!?【ポケカ】
各サポートカードの評価
ナンジャモ
評価:最重要
- ゲームが長期化しやすいデッキに最適
- 相手の手札破壊と自分の山札調整が両立できる
- 明確な弱点が見当たらない優秀なカード
リーリエの決心
評価:強力だが課題あり
- 手札を8枚まで引ける爆発力は魅力的
- 手札が多いときの再シャッフルで狙ったカードを引けない・不要なカードが戻ってくるリスクがある

戻して引くなので、山を進める効果じゃないところが悩みどころ
博士の研究
評価:安定性の要
- ペパー・ナンジャモ構築での中盤手札不足問題を解決
- 重要カードの破棄リスクはあるが、全体的にメリットの方が大きい
ペパー
評価:構築次第
- 序盤の目標設定によって価値が大きく変動
- ドラパルトデッキではきらめく結晶型デッキなら特に有効(サーチ対象の増加)
- 今回は採用を見送ったが、構築によっては十分選択肢になる
最終的なサポート配分の判断
最終的にはペパーの採用を見送り以下の構成にしました。
- リーリエの決心:3枚
- ナンジャモ:4枚
- 博士の研究:2枚
- タケシのスカウト:1枚
- ボスの指令:2枚
後攻をとってペパーからエヴォリューションにつなぐ動きは2進化デッキにとって強力ですが、エネがこない、ペパーがそもそも初手にこない、後攻をとられるといった場面が少なくなく、あまり安定して使うことができませんでした。
そこでリーリエ+ナンジャモ+博士で回す形に決め、そこにタケシのスカウトを採用しました。
タケシのスカウトはグッズロック下でもたね2枚もしくは進化を持ってこれるので、たねが並べられていなければたね2枚を持ってくる、またはドロンチを持ってくることで次の動きにつなげやすくなります。
またバシャーモexデッキでは、終盤でも活躍できキチキギスex+アタッカーとなるたねポケモンを持ってくる動きは強力です。
その他採用カードの解説
重要なカードもしくはまだ触れられていないカードに絞って解説します。
ポケモン
マシマシラ
アドレナブレインという反則級の特性を持つカード。
悪エネルギーを採用しているデッキなら見送る方が難しい。
特にバシャーモデッキは火力が高いわけではないので、ダメージのかさ増しとして有効です。
1枚採用か、2枚採用が悩ましいところで、今回も1日目は1枚、2日目は2枚採用で望んでいます。
ほとんどの対面で1枚採用で十分です。
オーロンゲ対面とかではダメカンの押し付け合いになるので2枚あると安心するので、2枚にしました。
トドロクツキex
火力の足りないこのデッキの中で「くるいえぐる」できぜつさせることができるのは強力です。
同じ能力のメガアブソルexは前提のダメカン6個を乗せるのが難しく、バシャーモexが2体並べば手張り含めで即起動できるトドロクツキexを採用しました。
イベルタル
モモワロウと悩んだ枠です。
悪1エネで相手を縛れるので、バシャーモexが立っていない状況でも時間稼ぎができる可能性があります。
逃げエネ0なのも優秀ですが、バシャーモexデッキにおいては逃げエネ0はトラッシュにエネが送れない点でデメリットにもなります。
特に悪エネルギーはマシマシラ、トドロクツキexに使いたいので、イベルタルを避けられ続けると1エネが無駄になってしまいます。
スボミー
スクランブルバトルのタイミングで急遽追加しました。
リザードンexやヨノワールにふしぎなアメから最短進化されることを嫌ったことと、エヴォリューションを抜いたことから序盤ゆっくりしたいために採用しました。
結果的にスボミーのおかげで勝てた試合多かったので、今時点の採用は正解でした。
トレーナーズ
プライムキャッチャー
エーススペック枠は、アンフェアスタンプかプライムキャッチャーで悩みました。
ペパーを不採用にしたことでアンフェアスタンプを打ちたいタイミングで打てない可能性が高くなったので、序盤終盤どちらも強いプライムキャッチャーにしました。
スボミーで相手の動きを制限した後のプライムキャッチャーからのファントムダイブは強力でした。
大地の器
このデッキは早い段階で3種類のエネをトラッシュにおいたほうがよいため2枚採用。
1枚も試したのですが、2枚が安定します。
2日間の対戦結果詳細
Day1(ソロバトル):6勝1敗
- vs サーフゴーex:○(バシャーモexとドラパルトexでバランスよく攻撃して勝利)
- vs Nのゾロアークex:○(むずむずかふんが刺さった。アドレナブレインでダメージかさ増しして勝利)
- vs サーナイトex:×(プランをミスって完敗…ドラパで焦って攻めてしまった…)
- vs バチュルサーフゴー:○(ゲノセクト、サフゴをバシャで倒して勝利)
- vs ブリジュラスex:○(ナンジャモとバシャーモexぐるぐるして勝利。プライムキャッチャー最高)
- vs マリィのオーロンゲex:○(ガチグマでスタートされたのでイベルタルで縛った。マシマシラ2枚ほしくなる)
- vs おまつりおんど:○(むずむずとドラパで勝利。おまつりおんどで5-1してたことに感動)

サーナイト対面はやや課題が残る結果に…プランを見直すか構築を見直すか検討が必要。
Day2(トリオバトル):個人6勝1敗
- vs ソウブレイズex:○(イベルタルでシステムポケモンを縛ってる間に準備して勝利)
- vs カメックスex:○(1時間近い対戦に…マシマシラ混乱のコイントスで結果勝利)
- vs バンギラス:○(むずむず刺さる)
- vs ドラパルトex:○(むずむず刺さる)
- vs サーフゴーex:×(相手にサイド3枚先行され、準備遅れで負け)
- vs カミツオロチex:○(有利対面で勝利)
- vs ボムドラパ:○(むずむず刺さる)

対ドラパのむずむず合戦は、スボミーにスイッチするときの逃げエネがバシャで再利用できるこちらがやや有利になりました。
まとめ:バシャドラパデッキの可能性
今回のスクランブルバトル2025で12勝2敗(勝率85.7%)という成績を収めることができ、バシャドラパデッキの可能性を十分に感じることができました。
多様な相手に対して戦える汎用性が魅力なので、今後出るメガゲンガーexやメガカイリューexとの組み合わせも検討していきたいです!
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最後まで読んでくれてありがとうございます!
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