本日の名言・名セリフ
市川 俺やっぱ諦めない
アイツの隣に行かなきゃなんねぇ
日比野カフカ(怪獣8号 1巻)
この記事では、怪獣8号 1巻を読んで印象に残ったこのセリフについて、僕の感想をまとめていきたいと思います。
他人の感想を聞くことによってマンガを読む楽しみが損なわれる方、これからこのマンガを読むのでネタバレ勘弁っていう方は、読むのをストップしてください。
マンガ概要とセリフの背景
12月4日に漫画アプリ『少年ジャンプ+』にて連載中の『怪獣8号』の1巻が発売されました!
個人的にはジャンプ+でいま一番注目しているマンガです。
その注目度はすごく、「ジャンプ+史上最速で3000万閲覧突破」という快挙も成し遂げました!
物語の舞台は、「怪獣大国 日本」。
怪獣の発生が災害として認知されている世界の中で、その発生率が世界でも指折りな日本。
発生した怪獣は街を破壊し、住人たちは街中に放送される指示に従って避難をする。
そんな人々を怪獣から守ってくれるのが怪獣討伐の専門集団「防衛隊」である。
防衛隊は怪獣討伐後に市民から拍手喝采をされるまさにヒーロー、憧れの職業である。
そんな拍手や感謝の言葉とは無縁なものたちの姿もある。
怪獣が討伐された後の遺体を処理する清掃員たちだ。
本作の主人公、日比野カフカは怪獣専門清掃会社に勤める32歳の男。
カフカの幼馴染で亜代ミナ(27)は防衛隊の隊長であり、その容姿も相まって人気は防衛隊トップクラス。
テレビで憧れの幼馴染の姿を見ながら、「なんでこっち側にいるんだろ俺・・・」と目指していた防衛隊になれなかった現実と理想のギャップに情けなさを感じるような男が、日比野カフカという主人公である。
夢を諦めかけ、清掃員という現実を受け入れ始めたカフカの勤務先に、市川レノという新人が入社してくる。
市川もまた防衛隊を目指しており、初対面では負け犬のカフカを見下すような発言をするも、カフカと清掃の仕事を共にすることで心を開き、市川の言葉でカフカの抑えていた夢への気持ちが再燃する。
・・・
「清掃だって人の役に立つ大事な仕事だ」
どこかで現実を受け入れはじめているものの、理想と現実のギャップに苦悩する30代のおっさんの姿は、まさに現実の自分を見ているようでどうしても応援したくなる気持ちになります。
そして、市川とともに怪獣に遭遇するというトラブルにあい、その場を幼馴染の亜代ミナに救われたこと、そして市川が自分を助けようと戦う姿をかっこいいと言ってくれたことで「俺 もう一回防衛隊員目指す」と決意をします…
が、その瞬間に謎の羽の生えた小型の怪獣?が体内に侵入し、人型の怪獣になる力を手に入れ、怪獣を一撃で倒すようなワンパンマン的なチート能力を手に入れます。
そして目撃情報から「怪獣8号」と命名され、世間にその存在が広まっていくのだった。
このセリフから受けた影響
30代にもなれば誰もが一度は夢見たものを諦めたことがあるのではないでしょうか。
主人公のカフカもまた、登場時は理想と現実のギャップに苦労する30代の男。
新たな出会いや関わる登場人物のふとした発言から、憧れの幼馴染と肩を並べる光景を目指し始める。
その挑戦する姿、カフカのもつ正義感と志に読者はついつい応援したい気持ちになるはずです。
自身が怪獣になって防衛隊に追われる立場となり、また夢を諦めかけるカフカ。
しかし幼き頃、いまは強く人々の憧れの存在となった幼馴染に言われた「たしかに二人なら怖くないね」という言葉を思い出し、冒頭の「アイツの隣に行かなきゃなんねぇ」という言葉を発するのです。
「夢を諦めない、また何かに熱くなりたい全ての人に贈る大人のための少年漫画」と言われるように、その登場人物からは年齢や自分の才能のなさにも負けずに再び夢を目指して立ち上がる姿を見せてもらえます。
このマンガを読めば、主人公を応援したい気持ちとともに、自分も立ち上がろうという勇気をもらえるはずです。
まとめ:ジャンプ本誌にも負けない王道の面白さ!
今回は、『少年ジャンプ+』にて連載中の『怪獣8号』のセリフを紹介しました。
登場人物や世界観が面白いのはもちろんのこと、夢と希望のある王道ストーリーでありつつも、コメディに仕上げているシーンとスカッとする戦闘シーン、シリアスな感情揺さぶられる場面のメリハリがよく、物語のテンポも抜群なのでジャンプ本誌でよかったんじゃないかと思える面白さです!
まだ1巻が発売されたばかりなので今からでもストーリーに追いつけますよ!
毎週ジャンププラスで無料で見れてしまっていいのかってくらい面白いです!
ぜひ手にとって見てください。
2巻の名言もUPしました!
マンガの名言を取り上げた記事はこちら
今回は以上です!
人気ランキング
コメント