フリーランスからの再就職で理想の会社に就職できた理由

フリーランスからの再就職 自分磨き

フリーランスや起業するという選択肢が、少し前より世間で受け入れられていると思われる昨今ですが、2020年は新型コロナウイルスの影響もあり、フリーランスで仕事を続けていくのがきびしいという人も増えてきているのではないでしょうか。

僕は20代のころに新卒で勤めていた会社を辞めて、フリーランスとしてホームページ制作やイベント企画などの仕事をしていたのですが、借金が増えてきたのと仕事が取り続けるのが難しくなり、会社員にもどったという経緯があります。

フリーランスからの再就職は難しいなんて記事も見かけるのですが、僕の意見としては独立した経験は再就職に超有利だと考えています。

今回はフリーランスからの再就職について実体験をもとにメリットを紹介します。

  • このまま今の仕事を続けていいのだろうか…
  • フリーランスに憧れているけど、失敗がこわい…
  • 現在フリーランスだけど、仕事がなくなった…

こういった悩みを抱えている人には参考になる内容だと思っています!

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転職活動ではフリーランスの経験がプラスになった

僕の実体験として、フリーランスを一度経験したことで理想の会社への再就職が叶ったと感じています。
実際どれくらい転職活動で有利だったのか、まだどういう体験が転職活動にプラスになったのかを紹介します。

転職活動では受けた8割の企業から内定をもらえた

新卒のときは小さなシステム開発会社に未経験で就職しましたが、現在は外資系コンサルティング会社でそこそこの収入を得ています。

転職活動のときは転職エージェントを使って就職先を探して、デジタルエージェンシーを中心に受けたのですが、8割くらいの会社から内定をもらえました

受けた会社は「デジタルエージェンシー」でGoogle検索すれば、上位にでてくるような会社ばかりです。

実際に内定時のフィードバックは、年齢以上のビジネススキルがあると感じたと言ってもらえました。

ちなみに新卒の就職活動のときは30社ほど受けて内定0というくらい面接が苦手だったので、いかにフリーランスの経験があるということが面接時の強みになるかわかってもらえると思います。

現在は中途入社の方の面接を担当することもあるのですが、やはり人とは違う経験があるだけで、この人の話を聞いてみたいと興味を持つ要素になります。

面接では失敗談がウケが良かった

面接で話していてウケがよかったのは成功体験より失敗体験です。

普通の会社員では得られない失敗体験とそこから得た学びをセットで話すことで「年齢以上のビジネススキルがある」という評価につながったと考えています。

実際に面接で話した失敗談を紹介します。

2ヶ月かけて作成したホームページを納品したら、発注者が逃げて連絡つかなくなった

会社員時代は要件定義から納品までを担当していたので、お客様に入金してもらって仕事が完了するという意識がありませんでした。

フリーランスになってはじめのころは契約書なんてまともに結ばず、発注書もらって、ものを作って納品して、お金を支払ってもらうという素人のような仕事をしていました。

しかしある案件で、成果物をメールで先方に納品した後に連絡がつかなくなり、2ヶ月かけたのに得られた収入は0という経験をしました。

この一件で仕事は99%うまくいっても残りの1%でミスをしたら失敗なんだということを学びました。

また会社員のときに入金まで責任をもってやってくれていた営業や事務職の同僚に対する感謝の気持ちも芽生えました。

この話って普通に聞いたらビジネスマンとしてはだいぶまずい話です。笑

でもこういった体験は普通に会社員をしていたら得られない話だと思うので、面接官へのウケはよかったです。

フリーランス→ベンチャー企業→理想の会社という成功体験

実は僕はフリーランスから直接いまの会社に就職したわけではありません。

フリーランスでなかなか収入が得られず困っていたときに、とあるベンチャー企業の役員の方に拾っていただき、その会社で1年ちょっと働いた後に転職活動を行いました。

フリーランスから直接憧れの企業を受けるのは、なぜまた会社員にもどりたいのか、この人は長く働いていくれるのかという観点で面接する側は注視する可能性があります。

僕の場合は、

「フリーランスでひとりで稼ぐ上で〇〇といった能力が足りないことがわかったので、ベンチャー企業で勤めて1からビジネススキルを身につけるようにしました」

「その上でさらなるキャリアアップを目指して今回転職活動を行いました」

というように面接で話すことで、面接していただいた方も安心して自分の話を聞いてくれたような印象を受けました。

現在フリーランスの場合は、いきなり理想とする会社を目指すのではなく、ひとつステップをおいてキャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか。

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結論

僕は会社を辞めたことで、300万円の借金を負い、仕事をとり続けることもできなくなり、フリーランスとして稼ぐことには失敗しましたが、その経験を活かして、当時は入れるとも思っていなかった大手企業に就職し、収入を増やすことに成功しました。

一度フリーランスになったら、一生フリーランスで生きていかなければならないわけではないです。

この記事であなたのキャリアの選択肢が1つでも増えたら嬉しいです。

会社を辞めてフリーランスになるまでの過程や、フリーランスでの実体験についても別の機会に記事にしたいと思います。

 

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